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INTERVIEW卒業生インタビュー

Nagata Y.u.k.iさん【 2021年卒 】

Nagata Y.u.k.iさん【 2021年卒 】
Men’s salon STELLA /オーナー

独立しようと思った理由は?
独立しようと思った理由は?

美容師として美容業界では常にトレンドをおさえていかなければならないのですが、年齢を重ねていくうちに最新のトレンドとかけ離れてしまったり、体力的にも追いつかなくなるというのを周囲を見ていて感じていました。そこで、将来的には若い子のキャリアアップなどを裏から支えてあげられる立場になりたいと思っていたので、学生時代からゆくゆくは独立することを目標にしていました

独立支援制度について教えてください。
独立支援制度について教えてください。
独立支援制度について教えてください。

KANBIに講師として授業に行った際、副校長から声をかけていただき独立支援制度を知りました。お店を開業することを考えると資金調達の面で苦しくなるのは分かっていたので、100万円という大きな金額を助成していただけるのはとても魅力的でした。

独立支援制度ではセミナーがいくつかありました。ホットペッパービューティーアカデミーのセミナーではペルソナの設定やサロンのブランディングの設計の仕方など、美容室のマーケティング戦略について教わりました。CHAINONグループの坂口社長のセミナーでは、会社の仕組化・組織化、スタッフとの接し方やSNSブランディングのやり方など、美容室経営者としての知識を教えていただきました。スタッフ同士の人間関係やコミュニティに関わることなど、坂口さん自身の経験を交えた講義内容で、全国に多数サロンを経営する坂口社長ならではの講義だったので、長期的なサロン経営の参考にさせていただこうと思っています。日本政策金融公庫のセミナーでは事業計画書の書き方を詳しく教わりました。このセミナーが一番印象的で、普段美容師として生活する中では接点のないことばかりでした。どこで学べばいいかもわからない、それでも起業するには必要な知識ばかりだったのでこういう機会を無償で提供してもらえるのはとてもありがたかったです。

このセミナーを受けて、改めて自分の事業計画の詰め切れていない部分が浮き彫りになったので、受講できてよかったと思います。これらのセミナー内容を取り入れ、自分が目指すサロンの姿や事業計画をプレゼンした最終審査で選んでいただき、助成金として受け取った100万円を開業資金の一部にして独立準備を進めました。

サロン開業にあたり苦労した点は?
サロン開業にあたり苦労した点は?
サロン開業にあたり苦労した点は?

一番は物件探しです。元々働いていた心斎橋エリアにあることや心斎橋駅から徒歩8分以内という条件で探していました。お客さんが来やすいというのもありますし、美容師同士でも新しくサロンができると立地の話になりやすいので、アクセスはできるだけいい所を希望していました。あとは7~8席は置きたかったので30坪前後の物件で探していました。いい物件が見つかるタイミングは運というのもあって、同じように物件を探している美容師さんはたくさんいるので、内見している間に先に他の方で決まってしまったりすることも多く、いい物件を見つけてこの物件で決めるか他をまだ探すかという判断や、これ以上のいい物件に出会えるかの決断は悩んだポイントでした。

もう一つは初期メンバーとなるスタッフ集めです。美容師ってサロンによって技術の流派のようなものがあるのですが、初期メンバーが今後は後輩に教えていくことになると思うので、技術のレベルややり方は一定にしておきたかったんです。その上でその人のことをどれだけ信用できるかや、一緒に向上していくうえでコミュニケーションの取りやすさなども考えて声をかけていました。スタッフ一人ひとりに人生があるので、その人の人生を背負う覚悟でどのメンバーに声をかけるのかを選定するのは難しかったポイントでした。

開業して良かった点は?
開業して良かった点は?

開業時についてきてくれたスタッフが幸せそうに働いている姿を見ると、開業して良かったなと思います。もちろん自分が声をかけて来てくれたメンバーではありますが、僕のいない所や他店舗の美容師と交流している時などに、うちのサロンがどれだけすごいかを熱弁していたという話を聞いて、すごく嬉しかったです(笑)。このサロンについて行くと決めてくれたメンバーなので、絶対にスタッフには幸せになってほしいと思っています。だからこそ楽しそうに働いていたり、スタッフ同士で和気あいあいと話している姿を見ると開業して良かったなと思います。

オーナーとしての今後のビジョンは?
オーナーとしての今後のビジョンは?

まずはサロンをもっとたくさんの人に知ってもらえるよう、サロンを大きくしていくことが目標です。ただサロンを大きくする、知名度を上げるのではなく、まずはお店のスタッフの幸福度・満足度を上げることが重要だと思ってます。スタッフが満足して生き生きと働ける環境になれば、自然とサービスが向上し、最終的にはエンドユーザーであるお客様にも幸せになってもらえると思っています。まずはお店のスタッフとより楽しくより多く活躍できる場を僕自身が作っていきたいと思います。

長期的な計画としては従来の美容業界にはない従業員のポストの作り方を考えています。美容師は、技術を磨いたら独立するために働いていたお店を辞めて、フリーランスなどを経験して独立するのが一般的な流れなんですが、それにより働いていたお店との繋がりがなくなるのはもったいないなと思っています。会社としても育てた従業員を手放すのは損失になりますし、せっかくできた縁が途切れるのはとてももったいないと思っているので、サロンを辞めなくても独立できる仕組み作りを考えています。

独立支援制度はどんな人に向いてると思いますか?
独立支援制度はどんな人に向いてると思いますか?

100万円という金額的な援助はもちろんありがたいですし大切なことですが、一番は独立に必要な知識を得られたり、新しい縁が繋がることだと思います。事業計画書も日本政策金融公庫さんのセミナーがなければあそこまで詰めることはできなかったし、CHAINONの坂口社長とも独立支援制度をきっかけに今でも連絡を取る関係になれました。だから僕は100万円はおまけのようなものだと僕は思っていて、独立支援制度はお金が必要だからという理由ではなく、イチ美容師から経営者として起業してサロンを大きくしていくという計画を持つ人にとってとてもいい制度だと思います。僕自身、独立支援制度をきっかけに美容師とは違う頭が動き始めたので、プレイヤーを卒業して次の次元に飛び込みたいと思っている方にこそおすすめしたいです。