INTERVIEW卒業生インタビュー
前村 哲平さん 【 2018年卒 】nanuk/
アシスタント
想像以上の驚きと喜びを届けられる美容師に
いつでもスタイリストデビューの⽇が迎えられるように、仕事にも練習にも全力で取り組んでいます。もちろん、⼈気サロンの名に恥じない満⾜感を提供することもアシスタントの⼤切な役目。お客様が望んでいることを敏感に察知して話題をチョイスしたり、シャンプー時の力加減をしたりするのですが、そういう対応が認められ名前を覚えてくださった時などは素直に嬉しくなってしまいます。この仕事の魅力はお客様に感動を与えられることだと考えているのですが、さらに、想像以上の驚きと喜びをお届けできる力を蓄えることで、「他の⼈にも紹介したい」と⾔っていただけるスタイリストになれるようにスキルアップを図っていきたいと思います。
カットの面白さに目覚め、美容師の道へ
オシャレに目覚め、髪にワックスをつけ始めるようになったのは⾼2の時なのですが、その場の軽い思い付きでサッカー部の仲間の髪を切ることになりました。道具は⼯作⽤のハサミ(笑)。仕上がりは酷いものでしたが、やっている最中はすごく楽しくて“この仕事に向いているかも”と思ったことが始まりです。その後、通販でシザー(美容師⽤ハサミ)を買い、昼休みなどに友だちの髪を切ってあげるようになりました。少しずつ上達するのが嬉しかったこともありますが、カットの仕⽅を変えるだけで顔の印象が変わることが⾯⽩くて“これを仕事にしよう”と決意。⼤好きなカットを基礎からしっかり学ぶため「カットのKANBI」に⼊学することにしました。
KANBIでの学びが自分の財産に
カットの理論と技術があれば、⾃分のイメージを形にできるということを授業・実習で学んだことで、ますますカットが楽しくなり、時間を忘れて練習に明け暮れる⽇々でした。そんな⾃分の「今の⼒」を客観的に知りたくてコンテストにも積極的に参加しました。いくつかの⼤会で良い成績を収めたことで⾃分がやっていることは間違っていないという⾃信と頑張れば結果はついてくるという確信が⽣まれ、それが勉強のモチベーションにもなりました。そんな時期を⽀えてくれたのが先⽣⽅。放課後に練習していると、ご⾃分のサロンワーク経験で得られた実践的な技術を教えてくださることも度々あり、その貴重な助⾔の⼀つひとつが私の財産になっています。
美容学科 / 2018年卒 /
⼩学⽣の頃からクラブチームに所属してサッカーに打ち込んでいた前村さん。将来はスポーツトレーナーや理学療法⼠など医療系の道に進むことを考えていたが、⾼校時代にサッカー部の仲間の髪を軽い気持ちでカットしたことがきっかけで美容の世界に興味を持つようになる。⾃由な校風に惹かれて⼊学したKANBI在学中は、学内外のさまざまなコンテストに積極的にチャレンジ。1年次に「ASIA BEAUTY CONGRESS 2016 in KANSAI」グランプリを獲得するなど受賞歴多数。同校卒業後の2018年、東京の⼈気サロン『nanuk』に⼊社。今年度中のスタイリスト昇格を目指して、⽇々、精進に励んでいる。⼤阪市出⾝。