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INTERVIEW卒業生インタビュー

勝 健太郎さん 【 2010年卒 】

学生の間に「工夫する力」を身につけて

東京を拠点に、フリーランスのヘアメイクとして活動しています。広告やテレビCM、アーティストのヘアメイクやブランドカタログなど、仕事の幅は広いですね。卒業後すぐからフリーランスという少し珍しいタイプだと思います。でもそれも、学生時代からたくさんの人と繋がって、なんでも吸収してきたからだと感じます。撮影現場を見させてもらったり、目上の人にもたくさん面倒を見てもらった。その時の経験や出会いが、今の仕事にも生きています。

この職業の楽しさはいろんな人と仕事ができること。案件によって全然違ったクリエイティブが完成するのも楽しいです。でもその分知っておかないといけないことも多いです。その人の嗜好を把握して身の回りやメイク道具も準備しますし、現場で「あの時代のあの映画みたいな雰囲気がいい」というニュアンス的なやりとりもあるので、昔のカルチャーを知っておく必要もあります。ブランドの方向性も捉えておかないと、何を提供すればいいかもわからなくなりますし。

学生の間に、料理でもアウトドアでも何でもいいので「工夫する力」を身につけるといいと思います。たとえば山に登るなら、最低限の荷物の中でアイテムを応用する力です。発展させられる脳みその使い方って、仕事に生きるんですよ

PROFILE勝 健太郎さん

美容学科 / 2010年卒 /
奈良県奈良市立一条高等学校出身出身
在学中からサロンの美容師ではなく、フリーランスのヘアメイクアーティストを志し卒業後独立